最後の螺鈿細工風木札完成!

6代目かとさー

2019年10月12日 05:37

最後の螺鈿細工風木札が完成しました。




側面にはタマムシの羽を貼り付けました。









これでタマムシの羽8枚分。

細かく切ったタマムシの羽を一日一面、で四日間かけて貼り付けていきます。



で、完成したのはこちら。













金属のような光沢感でエメラルドグリーンに光る・・とばかり思っていたタマムシの羽。

角度によっては青くも光る事を初めて知りました!

赤い部分があるのはこれがヤマトタマムシの羽を使った事をさりげなくアピールするため。って知らんか。(笑)

心配していた接着強度も昨年よりは強そうで、何より表面にカシューをコーティングしていないのでタマムシ本来の色が美しいです!(*´ч ` *)



きっと人は昔から光を反射する物に憧れていたんだと思います。

だから貝を磨き、タマムシの羽を使い、器を装飾したり首飾りを作ったりしたんでしょうね。

夜光貝とタマムシの相性は抜群だと思います。

先人達が憧れた光る物への探究心。
現代にもちゃんと息づいています。



こうして全ての螺鈿細工風木札作りが終了しました。

今年もお祭りに間に合ってホッとしました。(*´ω`*)

これで夜は少し時間に余裕ができそうです。



懸垂日記
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