◎スキー・スノーボード│掛塚のしがない床屋６代目

2019年01月13日23:20

私をスキーに連れてって

社会人になってから何回も観てきた映画作品。

『私をスキーに連れてって』

高校１年の冬。

実はこの作品、斉藤由貴主演の『さよならの女たち』を観に行った時の２本立てのうちの１本。(浜松の映画館)

『さよならの女たち』目的で観た後で、まだ時間があったのでついでに観てく？と、あまり期待しないで観たらこっちの方が面白くて、その時買ったパンフレットはまだ大事にとっておいてあります。
その２ヶ月後に行った高校のスキー教室はえらく楽しいものになりました。

高校を卒業して専門学校の時に愛車シルビアで初めて行ったスキーは『めいほうスキー場』。

以来、毎年冬になるとこの映画をビデオで５回は観てきました。

スキー場に向かう車の中で聴くのはこの映画で使われたユーミンの曲。
聴く度に映画のワンシーンが思い起こされテンションが上がります。

劇中で使用された車はTOYOTAのセリカＧＴ-ＦＯＵＲとカローラⅡ。
特にセリカＧＴ-ＦＯＵＲがゲレンデを疾走して途中で横転するシーンは横転経験者としてはめちゃくちゃ憧れました。（笑）

裏話ですが、当初は劇中で使用する車を三菱に話を持って行ったのですが、三菱が断ったのでTOYOTAに話を持って行ったところ、セリカＧＴ-ＦＯＵＲを提供してくれたそうです。

映画が完成して関係者向けの試写会の時にセリカＧＴ-ＦＯＵＲが横転するシーンを観たTOYOTAのお偉いさん達がせっかく提供したセリカの扱いに激怒したそうですが、実はあの横転シーン、セリカＧＴ-ＦＯＵＲではなく２ＷＤのなんちゃってＧＴ-ＦＯＵＲ仕様だったようです。さすがに高級車を横転させるのは制作陣も気が引けたのでしょうね。という話。

あの映画のおかげでセリカＧＴ-ＦＯＵＲの人気が上がり今ではすっかり名車の仲間入りです。

以下は好きすぎて何度も観てきたからこそ気付いたプチＮＧシーン。（笑）
興味のある方は上のYouTubeを再生してご覧下さい。

◎１９分００秒からの５人揃って切り返しジャンプは左から２番目の女の人が全然出来てなし。(脚力必要だから無理もないか)

◎２７分２０秒の布施博が三上博史の肩に手を置いた時におそらく伸ばしておくハズだったであろう人差し指を伸ばしてないし。

◎５４分３０秒からの原田知世が受話器置いた後で右手人差し指『バーン。』は一瞬左手でやろうとするし。

よく撮り直ししなかったなと思いますが、それも役者さんの演技力なのかもしれません。

でもＮＧに気付いてからはその場面になるとつい意識して観てしまいしまい、クスッ（笑）となっちゃいますけどね。

しかし、原田知世かわいいわ～。

彼女主演の『愛情物語』も大好きで何度も観て小説も買ったなぁ。『時をかける少女』も。

『私をスキーに連れてって』はホイチョイプロダクションの１作目ですが、２作目の『波の数だけ抱きしめて』の原田知世の白いワンピース水着姿はファンにはお宝映像です。(鼻血)

今日、仕事してたらユーミンの『A HAPPY NEW YEAR』が流れてきてつい昔の事を思い出してこのような記事にしてみました。

それにしてもいい歌だなぁ~、大好き。