さようなら・・・
アイツは急に姿を消した。
いいヤツだった。
みんなに愛されていたと思う。
人より細い身体で一生懸命がんばっていた。
初めて出会ったのは部活に燃えた中学の時だった。
最初は『 なぜこんなヤツ使うの?! 』って、顧問の先生に食ってかかったかどうかはもう覚えていない・・・
でも、いつしかヤツは俺にとって無くてはならない存在になっていた。
ヤツには気高いパートナーがいた。
あまりに気高く、その業界では皇帝・・・いや、黄帝と呼ばれていた。
大人になっても時々ヤツにはお世話になった。
それが急に居なくなると寂しいもんだよ・・・
な、
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