嗚呼・・・イワナ様
先日、同業者の
TIAREさんと
B・BERRYさんと3人で長野県遠山郷へ渓流釣りに行ってきました。
7,8年ぶりの渓流釣り。
午前2時前、自宅を出発。
今回、3人で3台の車で行く予定だったのですが、
TIAREさんの
『
エスティマ、リップ取れるかもしれんに。 』
の一言でビビッた・・じゃなくて、気分を損ねた私は急遽子供用の酔い止めをいただいて服用し
TIAREさんの車に乗せていってもらう事に決定。(笑)
二俣のサークルKで
B・BERRYさんと合流して目的地である遠山郷を目指します。
道中、遊魚券を購入し、5時半現地到着。
はやる気持ちを抑え早速着替え。
今回、
TIAREさんがフライ。
B・BERRYさんがテンカラ。
私が餌釣り。
という、三者三様のスタイル。
着替える前に
TIAREさんが、
『
こんな事言うのもなんだけどさぁ、ヤマトイワナが釣れたら逃がして欲しいんだ。 』
私『
へっ? ヤマトイワナ? 特別なイワナなんですか? 』
TIAREさん『
そう、希少な魚だからさ。 』
私『
わかりました。 』
TIAREさん『
ごめんね~。 』
釣り=食料調達としか考えたことのなかった私は、キャッチ&リリースはよほど小さいサイズでなければしない主義なので少し戸惑いましたが、希少な魚ならばそれもいたしかたないと思い了承。
準備が完了してイクラを武器に魚籠を装備した私を見て、
B・BERRYさんがポツリと・・・
『
加藤さん、根絶やしスタイルですね。 』
グサッ!!!
目に見えない
何かが深く突き刺さりテンションが下がる私。(笑)
と同時に
TIAREさんといい、
B・BERRYさんといい、釣りのスタイルが私と違い過ぎることに戸惑いを覚える私。(汗)
気を取り直していざ7年ぶりの第一投目。
途端に竿に感じる懐かしい感触!
そして、いきなり釣れました!
ただ、サイズが小さく、いくら非情な私でもリリース。(泣)
その後、お二人に先に進むよう促された私は、よさげなポイントを狙うも釣れるのは子供サイズのみ。
あまりの悔しさに同じポイントで粘りどんどん二人に遅れる私。
が、粘っても粘っても釣れるのは稚魚ばかり・・・
チビッ子に大人気やでぇ~
人間社会だったらそら嬉しかったと思いますが、チビッ子アマゴばかりに近寄られてもなんだか複雑な心境です。
結局12時まで釣りを楽しんだものの、お持ち帰りサイズは釣れず・・・
唯一釣れたお持ち帰りサイズは、あの
ヤマトイワナだったため、泣く泣くリリース。(泣)
空の魚籠を下げ、車に戻る途中、『
手ぶらで帰ったら嫁さんにぶっとばされるな・・・ 』私がそう呟くと、
B・BERRYさん『
加藤さん、さっきのイワナ持って帰ってくればよかったのに。 』
私『
えぇっ?! だってあれヤマトイワナなんですよね? 』
B・BERRYさん『
ヤマトイワナじゃなかったかもしれません。 』
私『
さっきヤマトイワナって言ったじゃないですか~!』
B・BERRYさん『
そうでしたっけ? でも微妙な違いなんで。 』
私『
・・・ 』
こうして私の短い夏は終わりを告げました。
アマゴやイワナを持ち帰る事は出来なかったけれど、久しぶりの魚が釣れた手ごたえ、美しい川や景色、スリリングな林道(笑)を味わう事が出来て良かったと思います。
TIAREさん、
B・BERRYさんありがとうございました!
ただ、道中は落石多数。(汗)
落石により原型をとどめないガードレール。(大汗)
道を踏み外したら下まで真っ逆さまのガードレールのない道。(冷汗)
B・BERRYさんの腰に付けられた
熊よけの鈴と、
これは
最後の手段にと装備された
熊用の催涙スプレー(滝汗)
熊あり、落石あり、凸凹道あり、携帯電話圏外の自然あふれる素晴らしい環境に、改めてエスティマで来なくて正解と胸を撫で下ろす私。(笑)
次に御一緒させていただく事があれば・・・
ヤマトイワナを根絶やしするほど持って帰りたいと思います。(笑)
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