肺炎

カテゴリー │健康のこと

タレントの志村けんさんがコロナウイルス陽性反応で入院したとのニュース。


国民的人気があった元ドリフターズのメンバー。

子供の頃、お茶の間でおおいに笑わせてもらった私達世代にとっては衝撃的なニュースです。


無事に回復してまた元気な姿を見せていただけますように。





実は私、25歳の時に肺炎で入院しました。


40度近い熱が出たので近所の病院で診てもらい、もらった薬を服用するも、3日間も40度近い熱が下がらなかったので、もう一度受診して大きな病院に紹介状を書いてもらいそちらで検査してもらった結果、軽い肺炎との事。


『入院した方が早く治るから入院するか。』


というお医者さんのすすめでその日に入院。


肺炎というからには息苦しかったり咳が出たりするのかと思っていましたが、症状は高熱と頭痛のみ。

ただ、この頭痛が、2~7秒くらいおきにランダムで針で刺すような強烈な痛みがあるので熱が出てからは夜もまったく眠れずにいました。



入院してから3日間、40度近い熱が下がらず、4日目になってようやく熱が下がりました。


熱が下がると、看護士さんが私の所に話をしにきました。



看護士さん『加藤さん、熱が下がって良かったですね。ナースセンターで私達、加藤さんの事、噂していたんですよ。


俺『え?そうなんですか?


看護士さん『うん。加藤さん、アレ肺炎じゃないに。絶対違う病気だに。こんなに熱が下がらないのおかしいもん、って。


俺『え~っ!そうだったんですね。




で、8日間入院して、退院当日の最後の診察。


綺麗な女医さんが診察してくれたのですが、最後に、



女医さん『加藤さんが今回罹った肺炎ですけど、この歳の人がかかるのは非常に珍しいから、少し調べてみたいので協力していただけませんか?


と、言われましたが、1分でも早く退院して家に帰りたかった私はきっぱり断りました。



それから10年して、磐田市の健康診断を受けるようになり、診断の中でお医者さんが聴診器を当てた時にいつも言われるセリフ。



お医者さん『あれ?前に肺炎やった事ある?』


これ、違うお医者さんにもよく言われます。


肺炎で入退院してから20年たった頃も言われました。


当時、軽い肺炎で、咳も出ず、息苦しさもなく、今現在は激しいスポーツも問題なくやれてるのに聴診器で聴くとわかる音の違い。


という事は、肺炎が治っても元の健康な肺と違う形に治ってしまったのか?

それともダメージの痕跡が消えずに残っているのか?


ネットの情報だとダメージの深刻な肺は内部が線維化?してしまうとか・・・


私のような20年前の軽い肺炎でさえ、聴診器を当てると痕跡がわかるのに、一度重症化した肺は元の状態に戻るんでしょうか?


退院しても肺の機能が低下してしまうとしたら怖いですね。


私が無事回復出来たのも若かったからだとしたら、肺炎というのは恐ろしい病気です。




数々の患者さんを見てきたであろう看護士さん達にも、『絶対肺炎じゃなくて違う病気だに。』と言われたり、綺麗な女医さんに言われた『珍しいから調べてみたい。』


あれは遠まわしに口説かれていたのかと後から残念に思った事もありましたが、今回のコロナ騒動で、大変な病気だったのだと改めて思いました。


マスク、手洗い、消毒。

栄養バランスの取れた食事と充分な睡眠。

適度な運動とストレスの無い生活を心がけて免疫力を低下させない事が私達に出来る最大の防御策だと思います。


あと、病は気から、コロナに負けるな!



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