最高です!

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滝汗かいて23時半過ぎからの生シラス、発泡酒、ワンカップ大関、キャラメルポップコーンは最高です!


バラエティーにとんで胃がどうかなりそうです!



 

富士山歩き2015

カテゴリー │富士山山歩き

8月24日(月)

真白と一緒に富士山に山歩きに行ってきました。


2011年富士山歩きの模様はこちら。
http://hairsalonk.hamazo.tv/e3156213.html

2012年富士山歩きの模様はこちら。
http://hairsalonk.hamazo.tv/e3754532.html

2013年富士山歩きの模様はこちら。
http://hairsalonk.hamazo.tv/e4674128.html

2014年富士山歩きの模様はこちら。
http://hairsalonk.hamazo.tv/e5533862.html

4年前から毎年歩いている富士山。

過去4回須走口登山道で山頂を目指し、山頂に着いたら火口を一周するお鉢周りを達成したくて毎年挑戦していますが未だに成功出来ていません。(汗)

今年はお鉢回りは少し置いておいて、真白が小学5年生になったので富士山歩きに挑戦させてみました。

大和を初めて富士山歩きに挑戦させたのも小学5年生の時でした。



今年の富士山は私達にどんなドラマを用意してくれたのか?真白の運命は?


それではお手元にハンカチをご用意してご覧下さい。






数週間前・・・

俺『 今年は富士山行くぞ真白! 』

真白『 イヤだ!イヤだ!わたしぜったい行かないから! 』

俺『 そんな事言っても首に縄付けてでも連れて行くからな!今年は挑戦させるから! 』

真白『 イヤ!ぜったいイヤ! 』


何度言っても同じことの繰り返しに少しアプローチを変えて誘ってみました。


俺『 あのなぁ、富士山の五合目駐車場は標高2,000mあるんだぞ。地上から100m上がるごとに気温が0.7度下がるって言われてるからここが標高0mだとすると五合目は14度気温が低い事になるんだぞ。 』

超が付くほど暑がりの真白にそう言うと、


真白『 え?そうなの? 』


俺『 そうだよ。だからここが35度だったら14度低いと何度だ? 』

真白『 21度? 』


俺『 そう!3,000mまで登ったらさらに7度低いんだぞ。 』

真白『 え?じゃあ3,000mだと14度? 』


俺『 そうさ。富士山の山頂はそこからさらに約800m上だから気温ひとケタなんだぞ。 』

真白『 え?本当? 』


さっきまでとはうって変り、目を輝かせながら話に食い付いてくる真白。

富士山の山頂がいかに涼しいというより寒いかを教えると俄然興味が湧いて行く気になったみたい。(笑)


こうして無事富士山行きが決定したのでした。






午後8時20分、真白と二人で自宅出発。
東名高速を使って須走口五合目駐車場へ向かいます。



午後11時20分、須走口五合目駐車場到着。

シャトルバスじゃ真白が絶対車酔いするのでマイカー規制の中、8月23日(日)12:00から28日(金)12:00まで一時的に規制が解除となるこの日を狙ってきました。


これから頂上を目指して出発する人達の話声を聞きながら車中泊します。


朝4時起床。

準備をして4時46分、富士山歩きに出発!

五合目の山小屋付近はいつもながら人も少なく静かです。




ここで今年の秘密兵器登場!

以前購入したパルスオキシメータで血中酸素濃度をなるべく高く保ちながら、今年こそは高山病にならないようゆっくり歩く作戦です。

ちなみに出発前のデータはこちら。


血中酸素 95
心拍数  72

平地より少し酸素濃度が低いけど問題無し。


鳥居をくぐって登山道に入ります。




しばらくは樹林帯を歩いて行きます。

天気の方は陽が出たりガスったりの繰り返しです。




真白の足取りは最初から激重で、1時間も歩いた頃には疲れて帰りたいオーラが伝わってきました。(笑)


そうこうするうちにのぞく青空。(チッ)




まだ六合目にもなっていないのにすでに眼下には雲海が広がっていました。




山頂が一瞬顔を覗かせました。




見事な景色と裏腹に浮かない顔の真白。すでに心が折れそうみたいです。(汗)


再び樹林帯を歩きます。




そして6時52分、新六合目(2,420m)到着。






ここで朝ご飯を食べます。

新六合目で食べるおにぎりは最高です!




ここでもパルスオキシメータで計ってみます。



血中酸素濃度 90
心拍数    81

十分休憩した後なのに意外と酸素濃度が低くて驚きました。



さて、事前に真白には『 それを食べれば体力も気持ちも回復する食べ物を買っておくこと。 』と言ってありました。

ちなみに大和が初めて富士山を歩いた時に買っておいた物は焼肉さん太郎蒲焼さん太郎

散々食べては喉が渇いてガブガブ水分取ってました。(笑)


果たして真白が用意した体力、気力回復アイテムは!













あ、あたりめ・・だと!


美味しそうにしゃぶってはガブガブ水分取ってます。(笑)


『 おいしいでパパも食べてみ。 』

そう言ってお裾分けしてくれました。






うん、美味い。これ酒が呑みたくなるな。(;´Д`)

食べ始めたら止まらなくてついには二人して口に咥えたまま出発しました。(笑)



再び樹林帯。




頻繁に止まって呼吸を整えては超スローペースで進みます。



8時7分、本六合目(2,620m)到着。




山頂も見えました。




真白の血中酸素濃度も計ってみます。


血中酸素濃度 83
心拍数   115

実は道中ちょいちょい真白を計っていましたが、心拍数が145~110の間にある事が多く、息があがりやすく疲れやすいのはこのあたりが関係しているのかも。



15分ほど休憩して高度に身体を慣らしたら出発。





9時42分、七合目(3,090m)到着。





もう完全に雲の上です。



血中酸素濃度 72
心拍数    98

一体どのくらいから高山病が始まるのかよくわかりません。(汗)



20分ほど休憩して出発。

二人してスルメしゃぶりながら黙々と歩きます。





11時6分、本七合目(3,200m)到着。

ここで少し早い昼飯。






20分ほど休んで出発。

疲れて無口になる真白。




山頂まではまだまだあります。(汗)




しかし真白の体力はもう限界が近いようです。




自分の血中酸素濃度もついに70を切りました!(驚)


と、いっても息苦しさは全く感じません。

ちなみに平地で1分間全力で身体を動かした後にすぐ計ってみても血中酸素濃度80、心拍数180でした。

そう考えるといかに酸素が薄いのかよくわかります。


真白からお裾分けのボンタンアメをもらいました。





12時18分、八合目(3,270m)到着。




山頂の鳥居が遠くの方に見えました。





12時56分、本八合目(3,370m)到着。






13時24分、八合五勺(3,450m)到着。




この時点で予定よりかなり時間をオーバー。

ここから山頂まで行って戻っても最低1時間半はかかるので、今の真白の体力、気力、足のダメージを考えると下山する力も残しておかないといけないので無念のギブアップ。


ギブアップが決まり悔しいけど少し嬉しそうな真白。


こんなにいい天気なのに山頂に行けない悔しさと、富士山歩きを始めて初めての途中ギブアップで胸の中がモヤモヤしているせいでつい、

『 来年も挑戦するからな。これから毎日家の階段を1階から3階まで10往復な。 』

ときつく言ってしまいました。

何も言わずうなだれる真白。


13時50分、下山開始。




終始『 足が痛い、足が痛い。 』と連呼する真白。

靴擦れが何か所も出来てしまったようです。

『 絆創膏貼るか? 』と聞くも『 いい。 』と真白。


励ましながらもなんとか目的の一つだった砂走りに到着。



今年の砂走りは岩が多くて砂が浅い感じであまり長く走れませんでした。

真白も短い距離ではあるけど少しは楽しめたようでした。




砂走りを抜け、樹林帯に入りいよいよ真白の足が限界を迎え、『 ここまでタクシー来ない? 』と真白。

たしか数年前に大和もここで同じ事言ってたな。(汗)


『 タクシーなんか来るわけないだろ。 』と言うと、『 じゃあヘリは? 』と。

『 明日私歩けないと思う。たぶん車イスほしいと思う。 』


・・・無理して山頂まで行かなくて良かった。(滝汗)




そして、16時48分、登山道入口到着。



駐車場に戻る途中にあった立て看板を見て『 あぁ、あそこで折り返して良かったなぁ。 』と思いました。




所要時間約12時間。


帰りに”さわやか”に寄ってがっつりハンバーグを食べる予定でしたが二人して頭痛がするのでそのまま家に帰りました。二人とも途中で鎮痛剤飲んであるのになぁ。


こうして真白の初めての富士山歩きが終わりました。





自分にとって富士山は挑戦対象であってそれ以外の何物でもありませんでした。

それは山が自分にとって足腰スタミナのトレーニングの対象だからです。

雨が降ろうが景色が見えなかろうが全然構わないのはそのためです。


では大和や真白にとってはどうか?

したくもない挑戦、トレーニングに無理やり連れていかれて、あげく山頂に行けなかったことを責めてしまい後で悪いことをしたなぁと反省しました。

本当は富士山って楽しんで歩く所であり、たとえ途中で引き返してもそこまでの景色を見て感じながら歩いた事が一生の思い出になる特別な場所なんだと思います。

自分のせいで一生の思い出が二度と思い出したくないものにしてしまったかもしれません。

今回初めて山頂を踏めなかったことでそれらに気付くことが出来ました。

来年、もしまた富士山に行く事が出来たなら挑戦ではなく楽しく歩きたいと思います。


思い出をありがとう富士山!




それはそうと、最初に言って用意してもらったハンカチ。


えぇ、涙や鼻汁をふくための物ではございません。


まずは床に広げます。




半分に折り三角にします。




上を折ったら・・・













THE富士山





終劇




 

出発!

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富士山歩きに出発!

クックック・・・嵐だ。嵐が来るぞ〜!(嬉)