玉虫

カテゴリー │螺鈿細工いただきもの

『犬の散歩の時、タマムシ拾ったけど欲しい?』

『ダンナ なかなかの上物ですぜ』

LINEで写真付きで私に送ってきてくれるタマムシ発見&ゲットの報告。

先日、同じ研究団体に所属している方が封筒に入れて送ってくれました。(感謝)

立派な玉虫。(*^o^*)

私が玉虫を集めていると知っている方々が玉虫の亡骸を見つけると拾って取っておいてくれます。とてもありがたいです。

以前、螺鈿細工風アクセサリーの側面に、細かくした玉虫の羽を貼り付けてみたくていくつか作ってみましたが、天然のテフロン加工に近い玉虫の羽にはアメリカが誇るエポキシ系接着剤ですら完璧には接着出来ません。

藤枝にあります『タマムシの里』で玉虫博士とお話しさせていただいて、玉虫の羽の加工のノウハウをこっそり教えていただきましたが、玉虫の羽を細かくして貼り付けるとなると、それもなかなか難しいです。

今はとにかく玉虫の羽を集めて、いつか何か良い方法を思いついた時に試せるようにしておきたいです。

実は、この玉虫の亡骸。正確にはヤマトタマムシ。ネットでは一匹だいたい400円〜800円で取引されています。
羽一枚が200円〜400円ということですね。

カナブンやコガネムシとはまるで違うエメラルドグリーンに輝く体。
その羽は、日本では古くから装飾品として利用されてきました。












以前に祭り木札の側面に貼った玉虫の羽。
玉虫の羽の裏を事前にルーターで傷を付けてから細かく切って、アメリカが誇る最強のエポキシ系接着剤で貼り付けました。
これで絶対に剥がれないなら完成なんですけど、これでも身に付けていると何枚かは剥がれます。

傷が浅いのかな?とルーターで深めに傷を付けると今度は穴が空いてしまいます。


剥がれるのが解消出来そうな試したい案は二つ。

・玉虫の羽の裏を毛羽立たせる何らかの手段。
・接着剤の代わりに本物の漆を使う。

毛羽立たせる事が出来れば表面積が増え接着強度が増すと思います。
漆は屋台の塗りに使用されていますが、塗膜が硬いのにヒビ割れにくいことから微妙に柔軟性があるのではないかという勝手な予想。

必要なのは強固な接着力か、もしくはある程度強い接着力+柔軟性だと思います。


まぁ、いつものように”スイッチ”が入った時に楽しみながら試してみます。



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