掛塚のしがない床屋６代目

ご近所で幼なじみでガノタ友達のレッダから早めの誕生日プレゼントを頂きました。







京商のオートスケールコレクション『シルビア S13』

俺が免許を取得してから乗った１台目の車。




そう、あれは買ってちょうど１年後の春。

路面が濡れた堤防道路をスピードオーバーしてカーブでスピン。横転して堤防中段まで落下。

堤防中段で運転席を下にして立つ車からよじ登って助手席のドア開けて出ようとするもドアが重くて出られず。

時刻は深夜０時過ぎ。

たま～に堤防を通る車にタイミングを合わせてクラクションをならしていると３台目で止まってくれたオジサン。


オジサン『　お~い！大丈夫か~！　』

俺『　すみません！ちょっとドアが重くて出られないのでドア持っててもらえますか？　』

オジサン『　なんだ、出られんのか。　』

オジサンにドアを持ってもらって車外に出られました。


オジサン『　じゃあオレ行くでな。　』


俺『　ちょっと待って下さい！車倒すのだけ手伝ってもらえませんか？！　』

オジサン『　そうだな。このままじゃ見苦しいでな。　』

俺『　見苦しいって・・・(;´Д｀)　』


そうしてオジサンと一緒に車を揺すって倒して元の状態に出来たのでお礼を告げて別れ、エンジンかけてバックで堤防に登り、降ってきた雨の中、掛塚橋の下で朝まで子猫のように震えていたのは今でも苦い思い出です。

３ヶ月かけて修理して、結局９年で手放しましたが今でも同じ車を見かける度にこの事を思い出します。

最近、旧車として中古車価格がうなぎ登りで、まるで自分のことのように嬉しく思います。

泣き笑い、色んな思い出の詰まった俺にとって最高の車です。





レッダいつもありがとう！