読書感想文『変な家』

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サッカーワールドカップ、日本がドイツに勝利!
日本代表の皆さんおめでとうございます!
勝負はやってみるまでわかりませんね。


話は変わって購入して読了しました。

『変な家』
家の購入を迷っている知人から見せてもらった間取りにある謎の空間。
一見して普通の間取りのあちこちに感じる違和感。なんだ・・この家。

知り合いの設計士とともにおかしな間取りの理由を推測するうちにたどり着くあまりにも恐ろしく現実離れした仮説。
そしてその仮説を裏付けるかのようにこの家の近くで発見されるバラバラ死体。
おかしな間取りの理由を知った時にあきらかになる衝撃の事実。
それはあまりに恐ろしく信じたく無いものであった・・・

と、ネタバレしないあらすじだとこんな感じです。
作者の雨穴氏の最新作『変な絵』を広告で見て興味を持ち調べたら『変な家』が前作だと知りまずこちらを購入しました。

個人的な感想ですが、家の間取りを随所に載せて仮説を立てていくところは面白いです。が、話の展開が強引な気がします。

おかしな建物の間取りを主軸に据えた推理小説では、綾辻行人氏の『○○館の殺人』シリーズがあり、私も『十角館』『水車館』『時計館』『人形館』は読みましたが間取りを活かしたトリックは見事でどれも素晴らしい作品です。

もう少しページ数があって展開が自然だったら綾辻行人氏の館シリーズの簡易版のような感じで楽しく読めそうな気がします。
とはいえ、文字が大きくて台本形式で書いてあり数時間あれば読了出来ますので興味のある方は是非読んでみて下さい。



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