2024年09月19日21:27
大人の伊豆旅行♪
9月15日(日)〜16日(月)
山歩き仲間達と伊豆へ遊びに行ってきました。
本当は御嶽山を歩いてなかなか予約が出来ない人気の五の池小屋に泊まる予定だったのですが、天候が悪そうなので急遽山小屋をキャンセルして御嶽山歩きを中止にしました。
予定の二日前に白紙になった計画。
せっかく休みを取ってあるのでどこかに行こうということになり候補に上がったのが伊豆。
宿泊場所を探したり行きたいところをピックアップしたりして決まったのが東伊豆でグランピング。
県青連時代の仲間で西伊豆は宇久須にて四季の里『まきば』を営む居山さんに宿泊場所を探してもらっていたらグランピングを提案してくれて、『そっか!グランピングもいいね!』と思いなんとか予約出来たのが東伊豆にあるグランピング施設でした。
そんなわけで東伊豆で行きたい場所をいくつか探して行った今回の伊豆旅行。
果たしてどんな旅になったのか?
涙あり、笑いありの旅をご覧下さい。
1日目。
朝5時に集合場所を出発。
今回の旅のメンバーは・・・・・
5人。
Sさん
NMさん
Fさん
夢ちゃん
私
どこに行くのか、何をするのかしっかり決めていなかったのでみんな服装がバラバラ。
NMさん『今日って山歩くのかわからなかったもんで一応ザックと登山靴もってきたよ〜。』
Fさん『天城山なら往復5時間で歩けますけど、天気が心配ですね。』
Sさん『え〜っ、私ら山歩かないと思ったもんでザック持ってきてないよ〜。』
とまあ、こんな感じ。(笑)
そんな我々が新東名を使ってまず向かったのは『大室山』



リフトが運行する前から列に並んだおかげですんなり頂上へ行けました。
頂上からの景色は最高。
風があってめっちゃ気持ちいい!
一周して食べたソフトクリームは美味しかったけど風との戦いでした。(笑)
その後向かった先は『城ヶ崎海岸』


灯台の中を初めて登りましたが城ヶ崎海岸の地形がよくわかります。

風が強くて飛ばされそうになるみんな。風速10m/sくらいはあったと思う。知らんけど。
次に向かったのは私が13年前から行ってみたかった、かんのん浜にある『ポットホール』
13年前に家族で東伊豆を訪れた際に、老夫婦の営む食事処で教えてもらいました。
実は近いうちに熱海駅から約40kmなのでランニングで行こうと思っていました。
いがいが根駐車場に車を停めて5分ほどハイキングコースを歩くといがいが根に到着。

YouTubeの動画を参考にして目的の『ポットホール』を探しますがなかなか見つかりません。
やっとみつけた『かんのんの浜』のポール。

そこから動画を頼りに進みますが、見つけた『ポットホール』は・・・えっ?これ?って感じの石。

想像してたのと全然ちがう・・・
13年間で形が変わってしまったのか?
もっと綺麗な球体だと思っていたのにとガッカリしていると・・・
NMさん『加藤さん、そこじゃないら。なんか動画と違うに。』
俺『いやでも、ここですよ。動画で見るとそこの岩の下ですし。』
NMさん『なんか、違うんだよね。』
食い下がるNMさん。
Sさん、Fさん、夢ちゃんも必死で探しています。
その姿を見てたら、自分のためにみんなの貴重な時間を割いてもらうのが申し訳なくて『もうさっきの岩がそうなんですよ、きっと。さぁ、次に行きましょう。』
と、落ち込んでる自分にも言い聞かせるように言うと、
NMさん『でも動画と違うんだよね。』
となおも食い下がるNMさん。
ほとんど諦めた気持ちでもう一度動画を見直してみると・・・
俺『ん?違う!これ左じゃなくて右だ!!NMさん右です!』
間違いに気づいて右へ進むとすでにFさん、夢ちゃんがその辺りは探していましたがそれらしい物は見当たらないようでした。
ふと目に入った岩の亀裂。
俺『夢ちゃん、あの亀裂の向こう行った?』
夢ちゃん『はい、行きました。』
『行けるんだ!』そう思って亀裂の向こうに進み下を見ると、
俺『あった!あった〜!!!!!こっち!こっち!ここにあった〜!!』
喜びと興奮で大声で叫んでいました。
波が打ち付けるたびに動くその石は、上から見ても綺麗な球体に見えます。


球体の直径は約70cm。
岩盤のスキマにあった石が打ち寄せる波で転がされ、お互いが擦れて削れ長い年月をかけて綺麗な球体と丸い穴になったようです。
波のこないタイミングで下に降りて球体にタッチ。

13年間の夢が叶った瞬間です。
(後で調べたらこの時間の潮位は82cmでした。あまり低いと波で動くところを見れないし、高すぎると危なくて触れないです。)
その後NMさんも球体にタッチ。

急いで離れて後ろから襲い掛かる波を間一髪で被らなかったのはまるで映画のワンシーンを観てるようで興奮しました。(笑)
Sさんも下に降りてタッチしに行こうとしますが、突如打ち付ける波が激しくなり、Fさんが『大きい波来るよ!危ない!危ない!やめた方がいい!』と言うと、急いで戻るSさん。
間一髪で大きな波しぶきを被らず済みますが、それ以降は波が強くなりとても下に降りられない状態に。
タッチ出来なくて名残惜しそうに球体を見つめるSさん・・・
自然は突然牙を剥くので新聞沙汰になるんじゃないかと思ってドキドキしましたが、ここは諦めて正解だと思います。また計画して来ましょう!
いがいが根に戻ると13年前からの夢が叶った感激で涙が出てきてしまいました。
熱海駅からランニングしてヘロヘロの状態では『ポットホール』を見つけることは出来なかったでしょう。
今回の誰か一人がいなくてもあれは見つけられなかった。そんな気がしました。
伊東市の天然記念物になってるからもっと人がいるかと思っていましたがあまり知られていないようでホッとしました。
このまま詳しい場所を示す看板は立てないで10年、100年後も自然のままでいて欲しいと思いました。
駐車場に戻り、昼ごはんをどこで食べようか迷っていたので13年前に『ポットホール』のことを教えてもらった老夫婦のやってる食事処の話をしたら『そこにしよう!』と。
車で10分ほどで到着したお店『花あかり』
13年前に来た時にはお店の看板があったのですが見当たりません。
営業しているのかわかりませんでしたが、玄関まで来ると廊下の窓越しにお客さんの姿が見えました。
玄関の扉を開けると奥で接客中のおかみさんと目が合いました。
おかみさんは私のところにくると申し訳なさそうに『ごめんなさいね、予約制になっちゃったの。』と。
『そうなんですか・・・残念。』と私。
私が『13年前にこのお店に来た時に教えてもらった『ポットホール』に今行って来ました。』と伝えると嬉しそうに驚いてました。
『お元気そうで良かったです。』と言うと、『もう元気!元気!』と笑ってくれました。
お洒落なお姿で丁寧な接客と、誠実さと心が篭ったお料理をずっと続けてきたからたくさんのお客さんがお見えになる人気のお店になっているんだと嬉しくなりました。
そして『花あかり』のご夫婦もポットホールも13年前と何も変わっていない事がたまらなく嬉しかった。
やり残したことを全てやりきった気持ちになり車に戻ると別のお店を探すことにしました。
少し車で走って見つけた老舗のイタリアンのお店。
お客さんが誰もいないようなので少し不安な気持ちで入ってみましたが、雰囲気も良く料理も美味しいお店でした!

店をあとにした我々が向かった先は大川温泉『磯の湯』(500円)




トンネルをくぐった先にある海が見える露天風呂です。(お風呂は撮影禁止なので写真はありません)
人気のお風呂なのですが、たまたま他にお客さんがいなくて貸切でした。
めっちゃ気持ち良かった!ただ、あんまり前の方に行くと釣りしてる人から見えてしまうので要注意。(笑)
さっぱりして近くのスーパーで必要な食材、飲み物を買って向かった先は、
『K’s CAMP 伊豆高原グランピング』



ウェルカムドリンクをいただけるのでまずは生ビールで乾杯。
キャンプサイトと駐車場は離れていますが荷物は全てバギーで運んでくれます。

(これは帰りの時の写真)
本日の宿泊場所。

常設のテントとタープ。
調理グリルや綺麗なトイレとシャワールームあり。



テントの中は冷暖房、冷蔵庫完備。ダブルベッド2つ、ソファーベッド1つがあり6人まで利用可能です。
少しのんびりしてから夕食。






Sさんが持ってきてくれたナガノパープル。
皮さら食べれるんだけど甘くて皮が柔らかい!お寿司みたいにシャリとネタが混ざって一緒になくなる感じ。
初めて食べたけど今まで食べたブドウの中で一番美味しかった。( ´ ▽ ` )

夜はテントの中でお酒呑みながらムカデにわざと噛まれる動画や犬型ロボットの動画観て怒ったり驚いたりして就寝。(笑)
二日目。
昨日焼けなかった肉を朝からガッツリ食べます。


食器を洗ってゴミの片付けだけしたらバギーで荷物を運んでもらいチェックアウト。
帰りも管理棟でお好きなドリンクのサービスがありコーラをいただきました。
ここのグランピング場、まだオープンして1年半なので綺麗でお洒落なのですが、それよりなによりオーナーさんの気遣いが素晴らしいです。とっても良い方。
私、人をよく観察するのでいくら外面を繕っても言葉遣いや仕草の細かい部分にその人の本性を感じます。
だから一見すると良い人に見えてもそういう気を抜いた瞬間に表れる態度と真逆の本性が見えるとガッカリしてしまうのですが、ここのオーナーさんは私の観察眼を持ってしても見抜けなかったので本当に良い人だと思います。現時点で間違いなくオススメ出来るグランピング施設です。
さて今日の予定はノープランでしたが、NMさんが西伊豆に行ってみたい温泉があるのでそこに向かいます。
1時間半ほど走って着いたのは『沢田公園露天風呂』(600円)




なんとここも他に利用者がいなくて貸切!
天気が怪しかったのですが、なんとか青空が見えるうちに入れました。( ´ ▽ ` )
絶景を眺めながらお湯に浸かっていると隣の女湯から、
Sさん『あっつい!熱っ!』
NMさん『熱っ!ホントこれ熱湯じゃん!』
と、叫ぶ声が聞こえ、昔あった熱湯コマーシャルを思い出しました。(笑)
男湯の方にも熱いお湯が出てくる穴があり、どうやらそれは女湯を通ってくるお湯のよう。
確かに熱いわ。でも女湯からきたお湯に浸かってると思うとなんか興奮。(変態)
でもここ夕日が有名みたいなので今度来る時は夕日を見ながら入ってみたいですね。
脱衣所から出ると天気は雨。
たまたま女湯から海の道を歩く人達が見えて『あれ何?あそこ行ってみたい〜!』ってなって次に向かったのが『堂ヶ島のトンボロ』




トンボロ現象といって干潮時に陸地と島をつなぐ道?が現れる現象です。
知ってはいましたが見るのは初めて。
写真で見ると歩きやすそうな道ですが、実際は大小の石がゴロゴロ集まった道なので歩きにくいです。あと、島まで結構遠い。(笑)
でもここはなんとか雨に降られず歩けました。
干潮の時間を調べたわけではなかったので歩けてラッキーでした。
お昼は『沖あがり食堂』で『いか様丼』

めっちゃウマい!
イカの刺身と卵黄がよく合うわ〜。
お腹も心も満たされて帰りの車内も盛り上がりました。
私がまだ嫁さんにしか話したことがない秘密もこのメンバーなら話してもいいかなと話して大いに笑っていただきました。
今となっては笑い話だけどあの頃は辛かった・・・
『4分の1の悲劇』もこれで喜劇に変わりそうです。(笑)
こうして今回の大人の伊豆旅行は偶然と幸運にまみれた旅行となりました。
こんなラッキーでドラマチックでスリルあり涙あり笑いありな旅行もう二度とないだろうなぁ・・・
またみんなで大人の旅行しましょうね〜。

山歩き仲間達と伊豆へ遊びに行ってきました。
本当は御嶽山を歩いてなかなか予約が出来ない人気の五の池小屋に泊まる予定だったのですが、天候が悪そうなので急遽山小屋をキャンセルして御嶽山歩きを中止にしました。
予定の二日前に白紙になった計画。
せっかく休みを取ってあるのでどこかに行こうということになり候補に上がったのが伊豆。
宿泊場所を探したり行きたいところをピックアップしたりして決まったのが東伊豆でグランピング。
県青連時代の仲間で西伊豆は宇久須にて四季の里『まきば』を営む居山さんに宿泊場所を探してもらっていたらグランピングを提案してくれて、『そっか!グランピングもいいね!』と思いなんとか予約出来たのが東伊豆にあるグランピング施設でした。
そんなわけで東伊豆で行きたい場所をいくつか探して行った今回の伊豆旅行。
果たしてどんな旅になったのか?
涙あり、笑いありの旅をご覧下さい。
1日目。
朝5時に集合場所を出発。
今回の旅のメンバーは・・・・・
5人。
Sさん
NMさん
Fさん
夢ちゃん
私
どこに行くのか、何をするのかしっかり決めていなかったのでみんな服装がバラバラ。
NMさん『今日って山歩くのかわからなかったもんで一応ザックと登山靴もってきたよ〜。』
Fさん『天城山なら往復5時間で歩けますけど、天気が心配ですね。』
Sさん『え〜っ、私ら山歩かないと思ったもんでザック持ってきてないよ〜。』
とまあ、こんな感じ。(笑)
そんな我々が新東名を使ってまず向かったのは『大室山』



リフトが運行する前から列に並んだおかげですんなり頂上へ行けました。
頂上からの景色は最高。
風があってめっちゃ気持ちいい!
一周して食べたソフトクリームは美味しかったけど風との戦いでした。(笑)
その後向かった先は『城ヶ崎海岸』


灯台の中を初めて登りましたが城ヶ崎海岸の地形がよくわかります。

風が強くて飛ばされそうになるみんな。風速10m/sくらいはあったと思う。知らんけど。
次に向かったのは私が13年前から行ってみたかった、かんのん浜にある『ポットホール』
13年前に家族で東伊豆を訪れた際に、老夫婦の営む食事処で教えてもらいました。
実は近いうちに熱海駅から約40kmなのでランニングで行こうと思っていました。
いがいが根駐車場に車を停めて5分ほどハイキングコースを歩くといがいが根に到着。

YouTubeの動画を参考にして目的の『ポットホール』を探しますがなかなか見つかりません。
やっとみつけた『かんのんの浜』のポール。

そこから動画を頼りに進みますが、見つけた『ポットホール』は・・・えっ?これ?って感じの石。

想像してたのと全然ちがう・・・
13年間で形が変わってしまったのか?
もっと綺麗な球体だと思っていたのにとガッカリしていると・・・
NMさん『加藤さん、そこじゃないら。なんか動画と違うに。』
俺『いやでも、ここですよ。動画で見るとそこの岩の下ですし。』
NMさん『なんか、違うんだよね。』
食い下がるNMさん。
Sさん、Fさん、夢ちゃんも必死で探しています。
その姿を見てたら、自分のためにみんなの貴重な時間を割いてもらうのが申し訳なくて『もうさっきの岩がそうなんですよ、きっと。さぁ、次に行きましょう。』
と、落ち込んでる自分にも言い聞かせるように言うと、
NMさん『でも動画と違うんだよね。』
となおも食い下がるNMさん。
ほとんど諦めた気持ちでもう一度動画を見直してみると・・・
俺『ん?違う!これ左じゃなくて右だ!!NMさん右です!』
間違いに気づいて右へ進むとすでにFさん、夢ちゃんがその辺りは探していましたがそれらしい物は見当たらないようでした。
ふと目に入った岩の亀裂。
俺『夢ちゃん、あの亀裂の向こう行った?』
夢ちゃん『はい、行きました。』
『行けるんだ!』そう思って亀裂の向こうに進み下を見ると、
俺『あった!あった〜!!!!!こっち!こっち!ここにあった〜!!』
喜びと興奮で大声で叫んでいました。
波が打ち付けるたびに動くその石は、上から見ても綺麗な球体に見えます。


球体の直径は約70cm。
岩盤のスキマにあった石が打ち寄せる波で転がされ、お互いが擦れて削れ長い年月をかけて綺麗な球体と丸い穴になったようです。
波のこないタイミングで下に降りて球体にタッチ。

13年間の夢が叶った瞬間です。
(後で調べたらこの時間の潮位は82cmでした。あまり低いと波で動くところを見れないし、高すぎると危なくて触れないです。)
その後NMさんも球体にタッチ。

急いで離れて後ろから襲い掛かる波を間一髪で被らなかったのはまるで映画のワンシーンを観てるようで興奮しました。(笑)
Sさんも下に降りてタッチしに行こうとしますが、突如打ち付ける波が激しくなり、Fさんが『大きい波来るよ!危ない!危ない!やめた方がいい!』と言うと、急いで戻るSさん。
間一髪で大きな波しぶきを被らず済みますが、それ以降は波が強くなりとても下に降りられない状態に。
タッチ出来なくて名残惜しそうに球体を見つめるSさん・・・
自然は突然牙を剥くので新聞沙汰になるんじゃないかと思ってドキドキしましたが、ここは諦めて正解だと思います。また計画して来ましょう!
いがいが根に戻ると13年前からの夢が叶った感激で涙が出てきてしまいました。
熱海駅からランニングしてヘロヘロの状態では『ポットホール』を見つけることは出来なかったでしょう。
今回の誰か一人がいなくてもあれは見つけられなかった。そんな気がしました。
伊東市の天然記念物になってるからもっと人がいるかと思っていましたがあまり知られていないようでホッとしました。
このまま詳しい場所を示す看板は立てないで10年、100年後も自然のままでいて欲しいと思いました。
駐車場に戻り、昼ごはんをどこで食べようか迷っていたので13年前に『ポットホール』のことを教えてもらった老夫婦のやってる食事処の話をしたら『そこにしよう!』と。
車で10分ほどで到着したお店『花あかり』
13年前に来た時にはお店の看板があったのですが見当たりません。
営業しているのかわかりませんでしたが、玄関まで来ると廊下の窓越しにお客さんの姿が見えました。
玄関の扉を開けると奥で接客中のおかみさんと目が合いました。
おかみさんは私のところにくると申し訳なさそうに『ごめんなさいね、予約制になっちゃったの。』と。
『そうなんですか・・・残念。』と私。
私が『13年前にこのお店に来た時に教えてもらった『ポットホール』に今行って来ました。』と伝えると嬉しそうに驚いてました。
『お元気そうで良かったです。』と言うと、『もう元気!元気!』と笑ってくれました。
お洒落なお姿で丁寧な接客と、誠実さと心が篭ったお料理をずっと続けてきたからたくさんのお客さんがお見えになる人気のお店になっているんだと嬉しくなりました。
そして『花あかり』のご夫婦もポットホールも13年前と何も変わっていない事がたまらなく嬉しかった。
やり残したことを全てやりきった気持ちになり車に戻ると別のお店を探すことにしました。
少し車で走って見つけた老舗のイタリアンのお店。
お客さんが誰もいないようなので少し不安な気持ちで入ってみましたが、雰囲気も良く料理も美味しいお店でした!

店をあとにした我々が向かった先は大川温泉『磯の湯』(500円)




トンネルをくぐった先にある海が見える露天風呂です。(お風呂は撮影禁止なので写真はありません)
人気のお風呂なのですが、たまたま他にお客さんがいなくて貸切でした。
めっちゃ気持ち良かった!ただ、あんまり前の方に行くと釣りしてる人から見えてしまうので要注意。(笑)
さっぱりして近くのスーパーで必要な食材、飲み物を買って向かった先は、
『K’s CAMP 伊豆高原グランピング』



ウェルカムドリンクをいただけるのでまずは生ビールで乾杯。
キャンプサイトと駐車場は離れていますが荷物は全てバギーで運んでくれます。

(これは帰りの時の写真)
本日の宿泊場所。

常設のテントとタープ。
調理グリルや綺麗なトイレとシャワールームあり。



テントの中は冷暖房、冷蔵庫完備。ダブルベッド2つ、ソファーベッド1つがあり6人まで利用可能です。
少しのんびりしてから夕食。






Sさんが持ってきてくれたナガノパープル。
皮さら食べれるんだけど甘くて皮が柔らかい!お寿司みたいにシャリとネタが混ざって一緒になくなる感じ。
初めて食べたけど今まで食べたブドウの中で一番美味しかった。( ´ ▽ ` )

夜はテントの中でお酒呑みながらムカデにわざと噛まれる動画や犬型ロボットの動画観て怒ったり驚いたりして就寝。(笑)
二日目。
昨日焼けなかった肉を朝からガッツリ食べます。


食器を洗ってゴミの片付けだけしたらバギーで荷物を運んでもらいチェックアウト。
帰りも管理棟でお好きなドリンクのサービスがありコーラをいただきました。
ここのグランピング場、まだオープンして1年半なので綺麗でお洒落なのですが、それよりなによりオーナーさんの気遣いが素晴らしいです。とっても良い方。
私、人をよく観察するのでいくら外面を繕っても言葉遣いや仕草の細かい部分にその人の本性を感じます。
だから一見すると良い人に見えてもそういう気を抜いた瞬間に表れる態度と真逆の本性が見えるとガッカリしてしまうのですが、ここのオーナーさんは私の観察眼を持ってしても見抜けなかったので本当に良い人だと思います。現時点で間違いなくオススメ出来るグランピング施設です。
さて今日の予定はノープランでしたが、NMさんが西伊豆に行ってみたい温泉があるのでそこに向かいます。
1時間半ほど走って着いたのは『沢田公園露天風呂』(600円)




なんとここも他に利用者がいなくて貸切!
天気が怪しかったのですが、なんとか青空が見えるうちに入れました。( ´ ▽ ` )
絶景を眺めながらお湯に浸かっていると隣の女湯から、
Sさん『あっつい!熱っ!』
NMさん『熱っ!ホントこれ熱湯じゃん!』
と、叫ぶ声が聞こえ、昔あった熱湯コマーシャルを思い出しました。(笑)
男湯の方にも熱いお湯が出てくる穴があり、どうやらそれは女湯を通ってくるお湯のよう。
確かに熱いわ。でも女湯からきたお湯に浸かってると思うとなんか興奮。(変態)
でもここ夕日が有名みたいなので今度来る時は夕日を見ながら入ってみたいですね。
脱衣所から出ると天気は雨。
たまたま女湯から海の道を歩く人達が見えて『あれ何?あそこ行ってみたい〜!』ってなって次に向かったのが『堂ヶ島のトンボロ』




トンボロ現象といって干潮時に陸地と島をつなぐ道?が現れる現象です。
知ってはいましたが見るのは初めて。
写真で見ると歩きやすそうな道ですが、実際は大小の石がゴロゴロ集まった道なので歩きにくいです。あと、島まで結構遠い。(笑)
でもここはなんとか雨に降られず歩けました。
干潮の時間を調べたわけではなかったので歩けてラッキーでした。
お昼は『沖あがり食堂』で『いか様丼』

めっちゃウマい!
イカの刺身と卵黄がよく合うわ〜。
お腹も心も満たされて帰りの車内も盛り上がりました。
私がまだ嫁さんにしか話したことがない秘密もこのメンバーなら話してもいいかなと話して大いに笑っていただきました。
今となっては笑い話だけどあの頃は辛かった・・・
『4分の1の悲劇』もこれで喜劇に変わりそうです。(笑)
こうして今回の大人の伊豆旅行は偶然と幸運にまみれた旅行となりました。
こんなラッキーでドラマチックでスリルあり涙あり笑いありな旅行もう二度とないだろうなぁ・・・
またみんなで大人の旅行しましょうね〜。
